宅建試験の出題内容・試験形式・合格点・合格率
宅建試験はどんな出題内容なの?合格点は何点?
宅建試験はどんな試験内容なのか、まとめてみました。
参考にしてみてください。
宅建試験の出題内容・範囲
宅建試験の出題内容は、オフィシャルでは以下のようになっています。
宅地建物取引業に関する実用的な知識を有するかどうかを判定することに基準が置かれています。(宅建業法施行規則第7条)
試験の内容は、おおむね次のとおりです。(同第8条)
- 土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
- 土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
- 土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
- 宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
- 宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
- 宅地及び建物の価格の評定に関すること。
- 宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。
ん~、なんだかよくわからないけど難しそうですよね(笑)
試験範囲を簡単に言うと、「権利関係(民法・特別法)」、「宅地建物取引業法」、「法令上の制限」、「税法」、「諸法令」、「価格の評定」、「土地・建物・その他」という分野に分けられます。
全部で50点満点で、分野ごとの出題数もおおよそ決まっています。
「権利関係(民法・特別法)」14問、「宅地建物取引業法」20問、「法令上の制限」8問、「税法」2問、「諸法令」で5問(「価格の評定」1問、と「土地・建物・その他」で4問)という出題数になります。
宅建試験の試験形式
宅建試験の試験形式は、マークシート方式の四肢択一(4つの選択肢の中から正解1つを選ぶ)で全50問です。
マークシート方式なので、正解と思われる選択肢を鉛筆で塗りつぶして解答していく形になります。
本番では塗りつぶす箇所がズレないように気を付けたいですね!
宅建試験の合格ライン・合格率
宅建試験の合格点は「○点以上取った人は合格」というように毎年確定しているわけではなく、毎年変動しています。
ただ、毎年35点前後が合格ラインの目安と言われています。
50問中の35問ですので、約7割ですね!
合格率で言うと、だいたい15%~17%程度です。
宅建試験受験者全体の合格率を20%以内にするように決められているからという説があります。
上位15~17%だと偏差値で言うと60くらいですかね。
100人中15人~17人しか受からないと思うと、決して簡単な試験ではないと言えそうです。
ただしっかり勉強しなくて記念受験的な方も結構いると思いますので、実際の難易度はまた違うのかもしれませんね。
受験されるのであれば、ぜひ腰を据えてしっかり学習することをおすすめします!